浮気調査を有利に運ぶ
浮気調査は「依頼者と探偵事務所」対「対象者とその浮気相手」の勝負という見方もできます。
その勝負を有利な状況で行うには、事前の準備・探偵事務所との打ち合わせが重要になります。
本人の風貌や身体的特徴・勤務先住所・所有車両・持ち物・よく行く場所など、浮気調査の対象者の情報を事前にまとめておき、しっかりと探偵事務所側に伝えておきましょう。
時に小さな情報から調査が上手くいくということもあるのです。
また、浮気に気づいたきっかけで圧倒的に多いのは携帯電話の通話履歴やメールです。中には浮気相手に関する情報が含まれていることもあります。
名前や携帯電話番号など登録情報の他、通話日時やメールやり取りの日時、二人で訪れた場所などある程度浮気相手の情報がわかっているだけでも調査の成功率を高めることができます。
また、それらは裁判において不貞行為の補助的な証拠として使用できるので、できればデジカメなどで証拠撮影しておいた方がよろしいです。
もちろん本人に気付かれては元も子もありませんのであまり無理をせずに慎重に行う必要はあります。
日程的に調査成功率を高めて証拠保全
浮気調査を依頼するに当たり、むやみに毎日調査を依頼していたら費用が膨らんでしまうことでしょう。
予想以上の金額がかかり、証拠が取れた日が一日だけだったなんてことになると、満足度は著しく下がってしまうのではないでしょうか。
ですので、怪しいと思う日時や曜日があるのであれば、ある程度、調査日を絞った方が費用対効果がよくなり、成功率と満足度がともに上がると考えられます。
例えば会社から帰宅が遅い日が週に何日あり、何曜日に多いかなど、怪しかった日・時間・曜日を記録して統計を取ってみることです。
浮気というものは一人ではできず、必ず相手がいるものですので、浮気をするには対象者本人だけでなく浮気相手の都合も関係してきます。
つまり、本人の都合と相手の都合の良い日に会って浮気をしていると考えられるのです。
そうすると、お互いの都合の合う日時・曜日は限定されていると考えてもおかしくはなく、特定の曜日・時間に会っている可能性も高くなります。
もちろん規則性がないケースはありますが、事前にわかる範囲で統計を取ってみても決して損はないといえるでしょう。
また、そういった出来事を普段から日記形式で記録しておくことにより、裁判で補助的な証拠として使用することもできるのです。